自動車運送業者の安全を確保するために設けられている国家資格、運行管理者。
実務経験がない場合、試験を受けて合格した場合、運行管理者として業務にあたるために必要な「運行管理者資格者証」が交付されます。
その試験は貨物と旅客の2種類あり、年に2回、夏と冬にそれぞれ1ヵ月ほどの期間で実施されます。
ネットで受験地と日時を選択や変更ができるので以前より受験しやすくなりました!
今日は実務経験がない方が運行管理者取得までの流れをご紹介します。
(運行管理者のお仕事内容についてはまた別記事で✨)
①運行管理者センターのサイトから試験申込をします。
仮予約のようなもので、受験料支払いや、試験日選択は後ほどです。
申込期間はそう長くないので、要確認です✨
②3日間の運行管理者基礎講習を受けます。
試験とは別物の講習です。
お近くの自動車学校などの機関で行われていますので、開催時期や予約方法などご確認ください。
試験の1ヵ月前辺りを中心に、年に数回開催されているようです。
基礎講習は連続した3日間で、ほぼ1日みっちりの講習です。
私が受けた会場は受講者15名ほどのこじんまりとしたところでした。
講師に質問もしやすく、勉強になりましたー✨
貨物のドライバーさん、ダンプカーのドライバーさん、観光バスの運転手さん、事務職の方、遥々他県から来られている方など様々でしたよ!
先日講習を受けたドライバーさんは、
「机に向かって人の話を聞くのは、高校生ぶりだったわー!途中、抜け出そうかと思った!!大笑」
と、久々の座学でした😋
講習で使った教材はこちら2冊。
こちらの2冊、しっかりと分厚いんですー!
クラスのみんな「ぎょ!!!」としてました👀
付箋つけ過ぎました💦
道路交通法の標識の意味など忘れているものもあり、身が引き締まる講習でした💦
③証書のアップロード
3日間の基礎講習を終えると手帳と証書をもらうので、
①のサイトから手帳・証書どちらかの写真をアップロードをします。
2,3時間後に審査が終了するので、再度アクセスし、試験日を選択して、お支払い設定をして、予約完了となります◎
土日の試験は満席が多かったですが、平日は比較的選べました。
講習後なるべく早めがオススメです!
お支払いはクレジットやコンビニ払いができます◎
④隙間時間を見つけたり、勉強時間を確保して勉強!勉強!勉強!
基礎講習で使用した教材は教科書や辞書のようなものなので、
実際の試験勉強には市販のこのような参考書が便利でした✨
要点など分かり易くまとめてあり、過去問もついているので、試験慣れできます。
こちらのサイトから2年分の過去問は入手できますよ👍
運行管理者センター 過去の試験問題
YouTubeで解説している動画なども多数あったので、通勤時間は聞き流していました👂
聞いて覚える派はオススメの勉強法です。
⑤試験日当日
指定された時間に余裕を持って行きましたが、
試験開始は自分のタイミングで心の準備ができたらどうぞ~☕と、マイペースに開始することができました。
試験問題は何通りかあるようで、同じタイミングで受けた方とは別の問題でした。
⑥結果発表
郵送でも届きますが、ネットで受験番号が公開されるので一足早く確認できます👀ドキドキ
合格率約30%と高くはないですが、
合格点は6割。30問中18問正解すれば合格です✨
暗記物が多いですが、逆に勉強すれば取れるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2022年度2回目の試験が2月18日(土)から始めります!
やまひろ運輸では今回5名の社員が試験に挑戦します👏
覚える項目が多いので大変ですが、どれも重要な内容。
試験までの約1ヵ月、勉強時間を作って頑張ってください👍
運行管理者とは 運行管理者センターサイトより